だいたいこのような「詰め込み」系のソフトは、結局は1つひとつがつまらん内容ではないかという不安は、一気に吹き飛んだ。たしかに誰でもすぐに遊べる小さい子供以外はね)。なじみのあるトランプやらボードゲーム(将棋、五目並べ、リバーシとか)やらが満載されていて、まさに大全といった感じ。コストパフォーマンスの高いソフトである。これ1本ありゃ、もう他のは‥というほどでもないが、ゲームを「クリア」するという意識が希薄な人には、向いているかもしれない(でしょ、いいかげん剣だの魔法だのってのに飽きてこない?)
驚いたことに、コントラクトブリッジがさりげなく「採用」されていたこと。あまり日本ではなじみがないトランプゲームだが、熱中度合いの高いゲームらしく、英国のサンドイッチ卿がメシを食う時間を惜しんで、パンに肉やら何やら(何だろう?)をはさんで食べたなんていう「サンドイッチ誕生秘話」にも出てくるやつだ。いやはや、これだけでも価値がある! コントラクトブリッジがいつでもどこでもできるというのは、なんたるシアワセ。
本作のようなソフトでのアソビは、相手がいるからこそ成立するもの。いまさらトランプなんかねぇーと相手されなくて、仕方なくCPU相手にプレイして、勝っても負けても終了後に寂寥感を味わうはめになりがちだ。その点、値段の割には、スタンプラリーみたいなモード、チャレンジモードみたいなのがあって、独りものへの配慮ができている。CPUキャラが何のヒネリもない「ロボ1」「ロボ2」というのは、まぁ、仕方ないだろう。
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